今回は、実際にサッカーをプレーする際のスローインのコツをお伝えしようと思います。
プレイヤーの方は、プレーする際に参考にしていただければと思います。
サッカーは観る専門!という方も、コツを知ることによって、観戦するときに「あの選手はいい動きをしているな!」などがわかってきます。
今までとは違った目線で観戦できること間違いなし!
【サッカー】スローインでボールを投げる時のコツは?
スローインは、攻撃的なチャンスを生み出すための重要なプレーの一つです。
大事なのはスローワーと受け手の意思疎通!?
スローワーにとって、まずどこにいる誰にボールを投げるかが重要なポイントとなります。
スローワーと受け手の呼吸が合っていないとボールが繋がりません。
アイコンタクトやジェスチャーなどで合図を出し合い、息を合わせることが大事です。
受け手のどこをめがけて投げる?
投げる相手が決まったら、状況によりますが、基本的には足元に投げてあげるのが良いです。
そうすると、質のいいリターンパスが返ってくる可能性が高くなります。
スローインの際は、味方や相手チーム選手などとても密集します。
相手チームからのプレッシャーも凄い、という状況です。
その中で、胸や腿に投げてしまうと、トラップして瞬時にパスを出すという動きがしにくくなる場合が多いのです。
ただ、プロ選手になってくると、どんなボールでもうまくトラップし、次のプレーに繋げていますよね。
ロングスローで劇的チャンスを作り出す!?
ロングスローとは、飛距離の長いスローインのことを言います。
飛距離の長いスローインで、一気にゴール前までボールを運ぶのです。
とても得点に繋がりやすく、高校サッカーの試合でよくあるプレーです。
ロングスローは、プロの試合ではあまり見ることがありません。
プロ選手には高身長の選手が多く、ディフェンス(守備)レベルが高いことが理由ではないかと考えられます。
とはいえ、劇的チャンスを作れるロングスロー、誰でも投げれるわけではありません。
体幹がとても大事になります。また、上半身にしっかりとした筋肉をつけることも大切です。
ここで、面白い選手を紹介しますね。
ロングスローの注目選手
ロングスローといえば、ロリー・デラップ!
相手チームにとって大きな脅威になるようなスローインが武器で、まさに「スローインの神」でした。
元アイルランド代表のサッカー選手で、今は指導者をされています。
今、現役選手で私が注目しているのは、イランのペイカーンFC所属のネーダー・モハマディ選手です。
ロングスローの投げ方が、凄いんです!
何がすごいって、投げる時にボールを持ったまま宙返りをするのです。
その反動で投げるので、その飛距離はなんと約50メートル!!
もう怪人レベルですよね…笑
YouTubeなどでたくさん動画が出ていますので、検索してみてくださいね。
【サッカー】スローインでボールを受ける側のコツは?
スローインでボールが投げ入れられてから、うまくボールを繋げられるコツをお伝えしようと思います。
タイミングが合っていないと、うまく受けることができません。
また、相手に取られてしまった!ということも多々あります。
スローインで慌てることなく上手くボールを繋げることが重要です。
周囲をしっかり確認しよう!
ボールをもらう前にしっかり周囲の状況を確認し、情報を頭に入れておきます。
そうすることで、スムーズに次のプレーに繋げることができます。
どの位置でボールを受ける?
基本は、味方が動いて出来たスペースに動きながらボールを貰うことがスローインでのボールを貰うコツです。
ボールを受け取る人だけでなく、味方の動きも大事になってきます。
【サッカー】スローインのコツ:まとめ
プロの試合では、とてもスムーズにスローインを投げ入れプレーを繋げていますよね。
なので、スローインがこんなにも難しいものだとは思ってもいませんでした。
アイコンタクトやジェスチャーなどでタイミングをはかり、味方が作ったスペースにスローワーがボールを投げ、受け手がそのスペースに動きながらボールをもらう。
チーム一体となった連携プレイ!本当にすごい技術だと思います。
イングランドのリヴァプールFCでは、「スローインコーチ」が採用されているのです。
それほどスローインが重要なプレーであるということですね。
今回はスローインのコツをまとめてみましたが、実践に、観戦に、少しでも参考になれば嬉しいです。
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