「サッカーの審判っていくらくらいお給料もらっているんだろう?」って思ったことありませんか?
また、サッカーの審判という職業に興味がある方もいるかもしれません。
私の息子の友人にも、審判の仕事をしたいという子もいます。
サッカーの試合を行う上で重要な役割を担う「審判」という仕事。
審判がいるからこそ試合がスムーズに進行され、サッカーにおいてとても重要な存在です。
そんな審判の気になるお給料事情について、解説していきたいと思います。
【サッカー】審判の給料はいくら?
日本のサッカーの審判の給料はどれくらいなのか。
1試合ごとの報酬は以下のようになっています。
審判員 | 1試合ごとの報酬 |
J1の主審 | 約12万円 |
J1の副審 | 約6万円 |
J2の主審 | 約6万円 |
J2の副審 | 約3万円 |
JFLの主審 | 約2万円 |
JFLの副審 | 約1万円 |
思ったより少ないな、と思ったのは私だけでしょうか。
1年中ずっと試合が行われているわけでもなく、試合がある度に必ず審判として採用されるわけではないので、本業とするのは難しいかもしれません。
実際に、1級審判の資格を持った審判員でも、別に本業があったり、アルバイトをしている方が多いようです。
しかし、審判員のある職位になると、とても稼げるようです。
その職位とは、プロフェッショナルレフェリー(PR)です。
このプロフェッショナルレフェリーになると、年俸1000万円~2000万円(1年契約)と言われているんです!
凄くないですか!?
【サッカー】審判にもレベルがある?
審判には、5つの等級があり、審判員になるためにはそれぞれの資格が必要です。
それぞれの等級を簡単に説明していきますね。
<1級審判員>
担当試合:JFA主催試合
年齢制限:34歳以下
受験条件:2級審判員認定より2年以上経過していること
各都道府県の推薦を受けていること
<女子1級審判員>
担当試合:JFA主催試合
年齢制限:39歳以下
受験条件:2級審判員認定より2年以上経過していること
各都道府県の推薦を受けていること
<2級審判員>
担当試合:地域サッカー協会主催試合
年齢制限:制限なし
受験条件:3級審判員認定より2年以上経過していること
各都道府県の推薦を受けていること
<3級審判員>
担当試合:都道府県サッカー協会主催試合
年齢制限:15歳以上
受験条件:4級審判員認定より6か月以上経過していること
15試合以上で審判を経験(主審を8試合以上)していること
<4級審判員>
担当試合:市区郡町村サッカー協会参加団体等の試合
年齢制限:12歳以上
各都道府県サッカー協会の認定審査講習会を受講することで4級審判員の資格がもらえます。
3級審判員以上では、筆記テストと体力テストを受験しないといけません。
50m走、200m走や12分間走などで規定時間内に走り切らないと合格できません。
試合でも審判の人ってずっと走っていますもんね。
やっぱり体力が必要なんですね。
そして、1級審判員の中で特に優秀と認められた人のみがなれるのが、プロフェッショナルレフェリーです。
PRになると、審判だけでなく、全国で講義を行ったりもしています。
現在(2023年)のPRは、主審14人、副審4人がJFAと契約を交わしています。
ほんの一握りの人しかなれないPR。
めちゃくちゃ努力されたんでしょうね。
【サッカー】プレミアムリーグの審判の給料は桁違い?
結論から言うと、報酬に関しては日本と大差ないようです。
平均的な基本給が、約650万円。
それに加え、1試合審判すると約20万円ほどの収入があるそうで、平均的な年収は、約1000万円~1500万円ほどになるようです。
海外にいくと、グンっと報酬も上がり、日本とは桁違いなのかなと思っていましたが、そうでもなかったようです。
私の中では、とても意外な結果でした。
【サッカー】審判の給料についてのまとめ
サッカーの審判の報酬は、審判の等級によって変わってきます。
そして、1試合ごとの報酬になるので、安定的な収入にはならず、別に本業などがある審判員も多くいます。
しかし、審判員の中でもほんの一握りの優秀な人のみがなれるプロフェッショナルレフェリーになると、安定的な収入を得ることができるのです。
審判員って、審判をするだけが仕事ではなく、試合の2~3時間前に会場入りして、適切に試合が行われるように準備をすることも仕事の1つです。
そして、一番重要な体力づくり。
こういったことも考えると、もっと報酬が高くてもいいのではないかと思いますね。
審判員という職業に興味がある方の参考に少しでもなればと思います。
プロフェッショナルレフェリーを目指して頑張ってほしいなと思います。
コメント